2011年04月03日

老夫婦

ある方の紹介で老夫婦のお宅に

生前相談にお伺いをしました。

今の時代、生前の相談は珍しくもなく

いつもの様に話を進めていきました。

話も終わりに差し掛かった所、奥様が

「山下さんにこんなこと相談してもいいものかね?」

「僕に出来ることなら何でも相談して下さい」

気にもせず返事をしました。

その相談を聞き私は言葉を失いました。

「私達夫婦には1人の息子がいます。

障害があり施設にいます。その息子のことが心配で…

見送ってからじゃないと安心して

私達もあの世に逝けない

もし、順番が先でも後でも、この息子の

最後の面倒もお願いできますか…」

奥様は下を向き目には涙が溢れていました

「あっ…はい」と言うのが精一杯でした

私も2人の子供の親として、子供を先に送らないと

死んでも死に切れない…

その思いの深さを考え、老夫婦の顔を見ると

胸が詰まりました。

家を出た後もしばらくは

気持ちの切り替えがつきませんでしたが

自分に出来ることは

その時は全力でお手伝いをさせて頂こう!
 
そう心に強く思いました。
posted by 山 典 at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族葬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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